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2006.07.11

私の指定銘柄:大阪中央青果・法心勧氏
成田食品「ベストモヤシ」

 成田食品の「ベストモヤシ」は、高品質と見栄えはもとより、歩留まりが高く、日持ちに優れる使い勝手の良さから、「飲食店に欠かせない野菜」として 好評を得ている。ユーザーの生の声を聞くべく、消費量が着実に伸びている大阪中央青果(株)の法心勧蔬菜第1部長に、ベストモヤシの魅力について聞いた。

 ベストモヤシといえばまず、生産者(成田食品)の誠実さに感心します。みずみずしく太くて丈夫な身質、日持ちに優れ、食感が良い。これらは、農家が丹誠込めて育んだ健康野菜の共通項なのですが、ベストモヤシもまったく同じだからです。

 健康野菜を育てるためには、良い土壌と適性な栽培日数、そして何より手間が必要です。ベストモヤシも同様、土壌の代わりである水質にこだわり、種子や季節 の状況に応じて栽培日数を調整するなど、手間を惜しまない様子がうかがえます。また、効率を優先できる水耕栽培でありながら、それを否定し、「安易な価格 引き下げには応じない」とも聞きます。これは高品質を優先する職人気質の表れなんですね。トップブランドを支える一途な信念ともいえるでしよう。

 多少価格が高くても、差額を埋めるに余りある高品質と安全性、そしてファッション性。付加価値に対する理解は、青果市場を介さずとも消費者先行で広がっています。外食、中食、小売店からの銘柄指定は増える一方ですね。

 かつて「モヤシはモヤシ」にしか過ぎませんでした。しかし、ベストモヤシの登場で一変、「モヤシは野菜」という認識を新たにしました。そして、他の生産者 もベストモヤシの品質を追随し、モヤシ市場全体の品質が急速に向上しました。同業者のレベルアップを牽引した貢献度も高く評価されるべきですね。

 昨今、食の外部依存率が高まり、家庭食卓での野菜離れ、それにともなう健康不良が懸念されています。呼応して、食育基本法の制定をはじめ、食生活の改善に 対する消費者意識が高まり、野菜摂取の重要性が叫ばれています。解決策は、野菜の知識が足りない若者に、野菜料理への関心を持たせることです。

 モヤシは野菜料理の入門に最適な野菜だと思います。通年食材で価格も手ごろ、味が淡泊で調味は自由自在、若者が好むクリスピーな食感など、ほかの野菜に比べて使い勝手が良く、好みの料理に仕上げるのが簡単です。

 また、私個人的には、「食の有事」を踏まえ、モヤシを再評価するべきだと思います。いま、当たり前のように食品があふれていますが、これがいつ無くなって も不思議ではありません。海外消費が拡大して輸入が止まり、また天候不順が重なれば、自給率の低い日本のこと、食糧危機は深刻です。

 モヤシは、水耕野菜で計画的な大量生産が可能。しかも自給率100%。ビタミン、ミネラルが豊富で栄養にも優れる。食糧危機には貴重この上ない野菜なのです。

 また、ベストモヤシが高価格といっても、ほかの野菜に比べれば、まだまだお値打ち。野菜の優等生として、さらに活用してほしいですね。

◆大阪中央青果(株)(大阪市福島区野田1‐1‐86)=大阪市中央卸売市場の青果部卸売業者として国内産や外国産の野菜・果物の集荷と卸売。大阪 青果物商業協同組合(大阪市と周辺の小売商の団体)を母体に設立され、生産・流通・消費が三位一体となった独特の強みを発揮し、業界屈指の堅実な資産内容 を備えている。

大阪中央青果(株) 蔬菜第1部長
法心勧氏

「ベストモヤシ」 モヤシの歴史を変えたモヤシの王様

  モヤシの歴史を変えたといわれる「ベストモヤシ」は、「モヤシの活用範囲を広げてほしい」という消費者の要望から生まれた緑豆モヤシ。(1)ヒゲ根がないので調理しやすい(2)極太で見栄えが美しい(3)日持ちと歩留まりに優れる(4)クリスピーな食感でおいしいなど、従来のモヤシとは一線を画し、モヤシの新たな市場を切り開いた。
▽規格=300g袋、業務用4kg袋、1kg袋