<福島民報 2007/12/2 日付 9面掲載>
モヤシ生産大手 相馬の成田食品 野菜生産一括体制へ
モヤシ生産の最大手・成田食品(本社・相馬市、佐藤義信社長)が計画している野菜の生産の一括体制が来春からスタートする。約6千平方メートルの巨大なビニールハウスが20日までに完成した。食生活の変化に対応した新しいタイプの生野菜を提供する。
来年春スタート/6000平方メートルビニールハウス完成
野菜の生産の一括体制は偽装表示や残留農薬問題など、消費者の食に対する関心が高まっているなかで、安全・安心な野菜を生産しニーズに応じるのが目的。
同社は相馬市の磯部地区に約2万平方メートルの土地を造成。ビニールハウスは太陽光を自由に遮断・調節できるほか、気温なども管理する。腰の高さほどのベットと呼ばれる苗床でさまざまな野菜を生産する。種類に合わせ供給する溶液も代えることができる。
種の発芽のほか育苗などの一貫体制を築いており造成、建設・設備費などに約2億5千万円投じた。
サニーレタスなど6種類を試験生産
同社は現在、このビニールハウスでサニーレタス、ルッコラ、からし水菜なそ6種類の生野菜を試験的に生産している。野菜くずを敬遠したり、包丁を使 わずに手間をかけずに食べたいという最近の消費者の心理に配慮し、野菜の葉の部分だけを袋詰めしたセットを来春、販売する予定。
◇成田食品は昭和44年創立。本社工場のほかに栃木、岐阜の各工場がある。従業員は280人。一昨年度の売上高は83億円。

約6千平方メートルのビニールハウスを建設した佐藤社長







